PFI事業について

噴火湾パノラマパークではPFI事業を導入しています。

PFI[Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ]とは、公共施設の設計・建設、維持管理、運営といった公共事業を、民間企業の資金や経営的・技術的能力を活用し、公共事業を実施するための新しい手法です。

事業スキーム

■構成企業
代表企業:清水建設(株)
設計企業:清水建設(株)、(株)アトリエアク
建設企業:清水建設(株)、宮坂建設工業(株)
運営企業:(株)東急コミュニティー、(株)小学館プロダクション
維持管理企業:(株)東急コミュニティー

 

■SPC(特別目的会社)出資企業
清水建設(株)、(株)東急コミュニティー、(株)小学館プロダクション、宮坂建設工業(株)

 

PFIの効果

優良な公共サービスの提供とコスト削減への期待

民間事業者の経営ノウハウや技術的能力をフルに活用される「PFI事業」。民間事業者はこれまでの実績と経験を活かし、事業全体のリスク管理を効率的に行い、また、設計・建設、維持管理、運営を一体的に扱うことで事業コストを削減するとともに、質の高い公共サービスの提供が期待されます。

新たな官民パートナーシップの形成

「PFI事業」では、民間企業が主体となり、自ら資金を調達して施設の設計・建設から維持管理、運営までのサービスを提供します。一方、行政は提供されるサービスの内容や水準を決定し、サービス内容の水準を保つための監視等を行います。このように適切な役割分担に基づく新たな官民パートナーシップの形成が期待されます。

民間の事業機会を創出することを通じ、経済の活性化に資すること

これまで地方公共団体等が行ってきた事業を民間事業者にゆだねることから、民間に新たな事業創出の機会がもたらされます。資金調達方法などで金融環境が整備され、新しいファイナンス・マーケットの創設など、経済の活性化の弾みが予想されています。