八雲町の野鳥・小動物
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カワセミ(カワセミ科)
光沢のあるコバルトブルーとオレンジの美しい色彩を放つ鳥で「飛ぶ宝石」と呼ばれています。雌は下くちばしが赤く、雄と見分けることができます。エサは魚類で、水際の木やホバリングをして水中に飛び込み捕らえます。八雲では5月に見ることができます。
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エゾアカガエル
八雲では雪解け直後の4月下旬~5月にかけて池、雪解けの水溜り、湿地の止水に繁殖する約6cm のカエルです。鳴き声はかん高く「クワワ、クワワ」と鳴き、初めて聞く人はカエルの鳴き声とは思わないでしょう。一度聞いてみてください。
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アマガエル
平地や丘陵地にすみ、低木や草の上でくらす体長3~4cm のカエルです。葉の上では緑色、実の枝の上では灰色と体色が変化し、鼻から目の後ろにかけて黒い模様があるのが特徴です。繁殖期だけでなく雨の降る前などによく鳴き、クモや昆虫を食べます。
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アメマス(サケ科)
河川および沿岸に分布する淡水魚です。全長70cm にもなり、暗褐色に大きな白い斑点があるのが特長です。水温15度以下の渓流域に生息していますが、海へ下る魚もいます。主食は水生昆虫ですが、大型化に伴いザリガニなども食べているようです。
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ヤマメ(サケ科)
代表的な渓流魚として、釣り人に人気があるサケの仲間です。肉食性で、水生昆虫、落下昆虫、甲殻類、小魚などを食べます。全長30cm位まで成長します。体側には青色のパーマークが並び、女性的な美しさから「山女、山女魚」とも書きます。
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ウキゴリ(ハゼ科)
「ういているハゼ(ゴリ)」という意味を持つ名前のように、水底より数センチ浮かんでいることが多いハゼ科の淡水魚です。体長10~15cm で、口が大きく上顎の端が目よりも後ろにきています。
産卵期は3~6月で、川底の石の下に生んだ卵を雄が守ります。