草花

八雲町の草花

  • ネコノメソウ

    園内のビュウヒ川沿いの湿地に生える多年草です。 茎が横に伸びて群落を作り、花茎の先端近くの葉は淡黄緑色になります。雄しべは4本で、熟して割れた実の割れ目から見える種子が、猫の目のように見えることから、この名前になったといわれています。

  • オオバナノエンレイソウ

    園内のビュウヒ川沿いの林下に見える多年草は、根茎が短く、20cm 程度の茎が一本立ちしています。茎の先に3枚の葉がつき、そこから短い花柄を伸ばし1輪の花をつけます。花は外花被片と内花被片が明確にわかれ、白い内花被片は大きく花弁状になっています。

  • エゾエンゴサク

    園内のビュウヒ川沿いの比較的湿った所に見られる多年草です。非常に弱々しく、青紫色の可憐な花びらが茎の先端に数個付きます。花は4~5月頃に咲きます。葉は2回3 出複葉卵形、果実は線形で、地中には1.5~2cm の丸い塊茎(かいけい)があります。

  • エゾタツナミソウ

    園内の林に生える多年草です。細い地下茎を出し、茎は直立して細く節に白い毛があります。葉は広い卵形で、花冠の上唇は下唇のやや半分で上向きです日本名は「立浪草」といい、皆同じ方に向いて咲く花が波打つように見えることから命名されています。

  • ウマノアシガタ

    園内の日当たりの良いビュウヒ川沿いで見られる高さ30~60cm の多年草です。 春に直径2cm ほどの黄色い花を咲かせます。この黄色い花弁が光を浴びてキラキラ光るのは、花弁の下のデンプンを含む細胞層が光を反射するためです。ウマノアシガタは和名です。

  • ミズバショウ

    園内のビュウヒ川沿いの湿地に自生している多年草です。発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開きます。これは花ではなく葉が変形したもの。6月頃のミズバショウの葉に出会うと、春のものとは大きく異なり、驚きの情景です。